2010年8月に発足しました「『森のあるまちづくり』をすすめる会」は、おかげさまで本年で10年を迎えることができました。
この10年間で、63ヶ所、約7,000人の方々に植樹活動にご参加いただき、累計の植樹本数も節目の5万本にあと少しとなりました。
また、最初は小さなポット苗だった木々も歳月を経て立派な木立となり、さらに成長して、森となっている植樹場所も数多くあります。これも、ひとえに会員と地域の皆さまのご理解とご協力の賜物と深く感謝いたします。
「街中に『ほんものの森』をつくる」ことを目指す当会の森づくり活動は、2015年に国連で採択された「SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)」の17の目標の達成にも寄与する活動です。
また、地域植生に適応した植樹活動は、単に自然環境の保護ということだけでなく、阪神大震災において延焼を防いだ防火林としての役割や、東日本大震災での津波被害を軽減する自然の防波堤としての役割など、防災林としての効果も注目されております。愛媛県においても平成30年7月豪雨で多大な被害が発生するなど、近年頻発する天災から街を守る砦として、私たちが進めている「ほんものの森」は今後ますます重要になってくると思います。
当会では、これまでも植樹を通して、地域の未来を担う子供たちに緑の大切さを伝えるべく活動して参りました。これからも緑豊かなふるさとを守り育てるために植樹を続けて参りますので、皆さまのご賛同並びにご支援を引き続きよろしくお願い申し上げます。

2020年8月
「森のあるまちづくり」をすすめる会会長